2010年3月8日月曜日

順調?な滑り出し‥

木曜日のモーションブルー横浜、土曜日の甲府アローン、そして昨日、日曜日の水戸ガールトークと、なかなかいい感じでツァーが始まっております。

各地にご来場の皆さま、誠に有り難うございました。

即売においても、一挙5枚お買い上げの大人買い!(アローンにて、昨年の八ヶ岳ジャズ・フェスティバルのスタッフ‥)の方がいらっしゃったりして、感謝感激雨あられであります。


旅に出ると時として興味深い風景に遭遇したりするわけですが、土曜日、甲府に行く途中の信号待ちでふと見上げると‥

ドラえポン!!

これにはまいっちゃいました。
拍子ぬけするほどの安易なモジリアニ、まことにイージーラバーですね!(全然人のことは云えませんけど‥)

麻雀というゲームの本来からすれば“ドラをポン”のはず?と、どうでもいいことに思いをはせたり、でもやっぱりドラえもんに欲しい牌を出してもらえそうだからか?
とか、休日に雀荘に出かけるにあたって子供に対する言い訳(とうちゃんはドラちゃんと遊んでくるぞ~)にしたいオヤジがいるのか?とか‥
一つの看板で様々なことを考えてしまった一瞬でした。
それに、まんが喫茶の看板をリサイクル(写真でわかりますか?まんが喫茶の文字が消し残りで‥)というのもこのエコなご時世に大変好感が持てます。


さて、水曜日は岐阜アイランドカフェ、初めて伺うのですが、楽しみです。

text by H Izumi

2010年3月2日火曜日

完走(完奏?)祈願!!!

いよいよ和泉トリオの第4作め、ノスタルジア発売記念のツァーが始まろうとしておりますが、これまでの大げさな物言いを反省しつつも、まぁ今回ばかりは、怒涛の‥ という形容詞が許されるのではないか‥と思っておる次第であります。

木曜日のモーション・ブルー横浜はともかくとして、3/6の甲府から4/9の札幌まで、35日間で24ヶ所、数だけで言えばスクエア時代のスポーツ・ツァーの半分以下ですが、あの時はおよそ3ヶ月かけて、電車や飛行機(若干のバス移動もありましたが‥)で移動していた訳でして‥

そう‥ 車で動くんです。北は北海道、南は九州まで‥楽しそうでしょ?イヒヒ

唯一残念なことは、翌日が休みでない限りライブ終了後次の街に走ることを原則としているが故に、どんなに演奏が盛り上がっても、お片付けが終わったら「それでは皆さんさようなら~」と云わざるを得ない点であります。

昼間は交代でハンドルを握ることもあるとはいえ、夜はアンドフォレスト・ミュージックの中村氏に一任であって、飲んだくれて助手席で高いびきというのもなんですし‥

それに何より、毎晩のように打ち上がっていたら、ぜ~ったいにからだを壊すに違いないので、それで正解なんですが‥



発売記念ライブとはいえ、アルバムの楽曲だけでは時間が余る訳で、アルバムには収録しなかったもののやはりこれははずせないという名曲?を幾つか仕込んでおります。

そうこうするうちに、アルバムには入れたけれどライブではやっぱりこの曲の方がいいかな?なんてことにもなりつつあったりして‥

また、トリオとしては初めて伺う所では若干のオリジナル楽曲も聴いて頂く心積もりであります。

カヴァー、オリジナル、いずれにせよ、「あれが聴きたい!」というリクエストがございましたらお早めにお寄せ下さいますよう!


そんなこんなで、各地の皆さま、お誘い合わせの上ご来場賜りますよう、宜しくお願い申しあげまする。

m(__)m

2010年2月13日土曜日

My Favorite II

蝉が鳴いていた。

ミンミン蝉の大軍と、それに混じって若干の油蝉が、ミ~ンミンミン ジ~
ミ~ンミンミン ジ~

気温33℃湿度85%、じっとしていても汗が流れる。

日比谷の森全体ではおそらく数百匹以上になるであろう蝉の鳴き声が、野外音楽堂の舞台上に70dbぐらいの音圧で鳴り響いていて、夏の野音独特の雰囲気の中で僕はサウンドチェックを終えた。

「それでは続いてセスさんお願いします」というエンジニアの声に促されて、彼はピアノの前に座り、おもむろにドビュッシーを弾きはじめた‥

1995年8月12日、日比谷野外音楽堂の昼下がり‥


パリのコンセルバトワールでクラシックピアノを学び、その後バークリー音楽院に留学してゲーリー・バートンに師事してヴィブラフォンを学び、その後はジャズ・フュージョンのみならず幅広いジャンルで数々のアレンジ、プロデュース・ワークを精力的にこなしながら、いざ自分のアルバムを創るとまたそれが素晴らしい!

そんな彼がサウンドチェックでさらりと弾いたドビュッシーは、一瞬にして日比谷の森をブローニュの森に変えてしまうような、パリの薫りが漂う響きだった。


♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪   ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪

フィリップ・セスの魅力とは、一言で言うなら抜群のセンス‥
いくつか言葉を並べることが許されるなら、数多くの引き出しに蓄えられた極上の素材を、鮮烈にして大胆な方法を駆使して、洗練の極みともいうべき一皿にまとめ上げる天才シェフの技、にたとえることが出来るでしょう。

あれほどの才能を思えば、もっと世間に名前が知られていてもいいはずなのに、奥ゆかしい人柄ゆえかこれまでのところどちらかといえばミュージシャンズミュージシャン的な存在でしたが、昨年のアルバム“AT WORLD'S EDGE”が先日グラミー賞にノミネート(惜しくも年功序列?に阻まれて逃しましたが‥)されたことで、近い将来に脚光を浴びることが確実になったと言って良いと思います。

彼のアルバムを一枚選ぶとするならば “HALF WAY TILL DAWN” で決まりです。残念ながら現在は廃盤(ちなみに Amazon で今検索したら中古が2枚‥)ですが、いずれ再発されることと思われます。(‥が、もちろん再発を待たずに根性でゲットするべし!)


いや、本当にこのアルバムは擦りきれる?ほど聴きました。特に寝る前の5曲めと、目覚めの6曲め。何十回聴いたことでしょう。特に6曲めの後半のピアノソロの出だし!しびれます。元気が出ます。ジャズ・フュージョンのみならず、全ての音楽ファンにとって必聴ものと言っても決して言い過ぎではありません。最新作も素晴らしい出来栄えですが、私にとっての聴取回数が断トツのこちらを、まずはお薦めします。


また、最近では、サイモン・フィリップスとピノ・パラディーノとのユニット、PSPのライブ盤は、相当硬派でありながらもマニアックに走り過ぎることなく、それぞれの名人芸がポップ&カラフルに楽しめて、とても好感が持てました。
“HALF WAY TILL DAWN”からもやってくれていて、イェイ!だす。


「こりゃ生で聴いてみたいたいもんだね~」と思っていたところあれよあれよと言う間に来日が決まって、そう、来週の金曜日の福岡Gate's7 を皮切りに9本のツァーだそうです。皆さん!お誘い合わせの上で是非聴きに行きましょう。

【PSP 来日スケジュール】

2月19日  福岡Gate’s 7 TEL:092-283-0577
18時半開場、19時半開演 7,800円(当日8,300円)

2月20日  倉敷RED BOX TEL:086-421-3929
17時半開場、18時開演 7,800円(当日8,300円)

2月21日  高知Caravan Sary TEL:088-873-1533
17時半開場、18時開演 7,800円(当日8,300円)

2月22日  神戸Chicken George TEL:078-332-0146
18時半開場、19時半開演 7,800円(当日8,300円)

2月24日  名古屋Bottom Line TEL:052-741-1620
18時半開場、19時半開演 7,800円(当日8,300円)

2月25日  大阪BIGCAT TEL:06-6258-5008
18時半開場、19時半開演 7,800円(当日8,300円)

2月26日 東京STB139 TEL:03-5474-1395
18時開場、19時半開演 8,800円

2月27日 東京STB139 TEL:03-5474-1395
17時半開場、19時開演 8,800円

2月28日  郡山Hip Shot Japan TEL:024-921-2007
17時半開場、18時開演 6,800円(当日7,300円)