2008年11月22日土曜日

時は流れて...


一昨日のアートカフェ、素敵なライブでしたね!(自分で言うのもなんですが‥)
ご来場頂いた皆さま、有難うございました。





20年前にすでに十分上手だった片岡郁雄氏のフルートは、ますます磨きがかかって、円熟というにふさわしい響きでしたし、ここ数年本懐としているというソプラノ・サックスも素晴らしかったと思います。なにより「こんなにソプラノがしっくりくる曲も珍しい‥」と、スリー・スワローズをとても気に入ってくれたことは嬉しい限りでした。(聴き逃した方は28日の横浜 Hey Joe に是非ともどうぞ!)

離れていた20年の間にお互い様々な経験を積んで、今こうして再び共に音楽しているのだなぁ‥という感慨にひたりながら演奏出来たことは言葉に尽くし難い喜びでした。
故岡本太郎氏の言った通り、ゲージュツは場数です?? (-_-;)


それにしても、シャッター音を響かせながら写真をとりまくっていたあの男はどこのどいつなのでしょうか???まったくもって WANTED!!!です。

そもそも、あいにくアンド・フォレスト・ミュージックのスタッフがテリー・ボジオさんのバンドと旅の空の下で出払っていたこともあって、なおかつ、事情はどうあれ私から注意するという行動に出ると憤りでピアノが弾けなくなる恐れがあった為に、仕方なく黙認していたのですが、アンコールのバラードまで撮り続けていたのは驚きでした。

それに励まされて勘違いしたのか、携帯で撮り始めるのや、デジカメで撮ったのをPCに取り込んだり、と、殆ど無法地帯、撮影会か?みたいな感じで、呆れてものも言えませんでした。

唯一私が撮影を依頼したのは、韓国から来日したシン・ウンゼ君だけであったことをお断りすると同時に、今後は演奏中断も含めて厳正に対処することを宣言致します。

どれほど演奏を阻害し、かつ他のお客さまの迷惑になったか、よくよく反省して欲しいものです‥と、こんなことをブログに書かねばならないこと自体が、まことに悲しい限りですが‥

また、録音に関しても、皆さま方のマナーを信じて、バッグのチェックまではしたくはないものの、場合によっては考えねばならない状況であることが、これまた悲しい限りです。

つけ加えるならば、たとえ知っている曲でも、声に出して口ずさむ、というのは周りのお客さまに大変迷惑になりますのでご遠慮下さいますよう!

やれやれ、どうやら次回から開演前に自分で前説をするのが最善の策なのかも知れませんね‥



さて、次回のアート・カフェ・フレンズ・マンスリー・ライブは、12月27日土曜日に、なんと、鳥山雄司氏をお迎えして、しっとりとお送りする予定です。有り余る才能ゆえにプロデュース・ワークに多忙を極め、ライブの機会が大変少ないスーパー・ギタリストのプレイをアート・カフェで‥もう絶対におすすめです。お楽しみに!(一番楽しみなのは言うまでもなく私ですが‥)


そして、私にとっての現在メインの活動となるトリオの方(こちらがうまくいかないと全てこけます!)も、ニュー・アルバム発売記念ツァー、1stピリオドとして、12月11日のモーション・ブルーから1月9日のSTB139スイート・ベイジルまでの計5本、各地でご来場をお待ちしております。

特に正月明け早々のSTBは、前回に続けて SOLD OUT といきたいところです。なにとぞお早めのご予約をお願い致します。 m(__)m

2008年11月14日金曜日

ニュー・アルバムのリリースと発売記念ライブ、そして、近況報告..

Misty Fountainのホームページで発表されてから、早一週間が過ぎてしまいましたが、私のトリオの3作め(実のところは2作めです‥ スクエア・ソング・ブックはスクエアさんの30周年記念特別企画であった訳ですから‥)、“Beyond the river”のリリースが20日後に迫ってまいりました。

ニュー・アルバムに関して今ここで詳しくお話ししている余裕がない(来週のアート・カフェのライブで Time rememberedをやりたくて、片岡氏のフルートが最も引き立つアプローチは?という問題、をはじめ、ここ数日間色々とスタックしておりまして‥)のですが、アルバム・タイトルに関しては、関係者の間で当初、“Lights in a distance 2 ”が一番自然なのではないか?との話が出ていた‥ということをお伝えするだけで、常日頃からこのブログを読んで下さっている皆さんにはそのへんの事情を推察して頂けるのではないかと思います。

もちろん、一息つくことができたなら、楽曲解説なんぞしてみたいと思ってはおりますが‥

さて、発売記念ライブですが、今のところ、12月11日のモーション・ブルー横浜を皮切りに、14日が甲府アローン、15日が名古屋ドキシー、16日が大阪ロイヤル・ホース、年が明けて1月9日がSTB139スイート・ベイジル、というところまで決まっておりまして、STB139のみ、佐藤雄大くんにスペシャル・サポートとして参加してもらうことが決定しています。

思えば、今度のアルバムで一区切り、来年はこれまで行ったことのないところもぐるりんと廻ることができれば、と考えておりますので、きっかけとしては村おこしでも学校創立50周年でも大歓迎、お気軽にお声をおかけください。


近況報告‥

このあいだの日曜日、母校の150周年記念コンサートで、たったの2曲でしたが、PYRAMIDで演奏しました。久々に、まごうかたなきワールド・クラスの二人と共に音を出せてとても幸せでした。来年あたり、活動を再開したいものです。(ところで、サポートでベースを弾いてもらった鳥越啓介くん‥めちゃくちゃ上手になっててびっくらこきました!)

順不同になってしまいますが、このところ一番お伝えしたかったことはと言えば、先月26日に国立代々木競技場第二体育館で行われた吹奏楽の一大イベント“自由演奏会2008”において、念願叶って真島俊夫先生にご挨拶できた、ということなのですが、それについてはまたいずれゆっくりと‥


さて、来週のアート・カフェだけでは勿体無いとばかりに、28日の金曜日に横浜の“Hey Joe”で片岡氏とやることにしました。その日はあいにく鈴木健市くんがNGだったので、T-スクエアのサポート・ベーシスト、田中晋吾くんに助けてもらうことにしました。

晋吾くんに早く譜面と音資料を送らねばなりません。 (-_-;)

2008年11月1日土曜日

20年ぶりの再会、共演!

ザ・スクエア在籍中の88年に出した私のファースト・アルバム“AMOSHE”(ちなみにアムシーとは、あのアルバム・ジャケットを撮影した氷山(北緯74度42分)まで案内してくれたカナダの先住民族、イヌイットのガイドのおじさんの名前です‥)で、サックスとフルートとウィンド・シンセを担当してくれた片岡郁雄くんとひょんなところで偶然の再会を果たしたのが、今年の五月のことでした。

当時、なんとよくうたう人なのだろう!と感心して、アルバムを通して全面的に吹いてはもらったものの、その直後に、スクエアがピークを迎えつつもフロントが交代するという激動の流れの中で、とてもソロ活動が出来る状態ではなくなってしまい、疎遠になったままだったのですが、いつの日にか再び、という思いは、スクエア脱退後のこの10年、ずっと持ち続けてきたのです。

そんな訳で、片岡君とデュオで、アート・カフェ・フレンズにて、11月20日の木曜日、19時半スタートでライブを行います。

デュオ、と決めこんでしまうと、ピアニストとしては心底楽しめなかったりする部分もあるので、サポート・ベーシストとして鈴木健市君に参加してもらいます。

Pier7や Soul trip を始めとするアムシーからのナンバーや、最近の私のトリオからのレパートリー、あるいはスクエア時代の曲などなど、絶品のフルートとソプラノ・サックスでお楽しみ頂く予定です。
また、11月20日を皮切りに、今後、手を替え品を変え様々な企画でアート・カフェ・フレンズにてマンスリー・ライブを行っていく予定です。記念すべき1回めに是非ご来場くださいますよう!

先日もお話しした通り、90人で一杯というお店ですので、ご予約はメールかお電話でお早めにどうぞ! http://artcafefriends.com/
TEL 03-6382-9050
E-Mail: masakatsu@artcafefriends.com

P.S.昨夜の浅草 SOUL TRAIN 楽しかったですね。それにしても、メインの活動とは趣向の違った今回のようなライブに足を運んでくださるお客さまは、本当に有難いコアなファンの方々でいらっしゃいます。また浅草でやりますので、その時はよろしくお願いいたします。