2009年7月30日木曜日

和泉宏隆&鳥山雄司スペシャル・デュオ・コンサート

和泉宏隆&鳥山雄司スペシャル・デュオ・コンサート
8月1日(土)諏訪湖畔ハーモ美術館
ティーセントホール
17時15分開場、18時開演 ¥4,000
当日券販売ございます。
●14時~16時半:ハーモ美術館フロントにて
●16時半以降:ティーセントホール入り口にて
会場は天井の高い、広い空間です。PAシステムの無い生音のコンサートになりますが、ピアノ、ギター供に美しいサウンドをご堪能頂けます。お席はフレキシブルにまだ増やすことも出来ますので、ぜひお誘いあわせの上ご来場くださいませ。

★8月2日の八ヶ岳Jazz Festivalにご来場ご希望の方は、Misty Fountainにメールを!代表者フルネーム、お電話番号、人数を“八ヶ岳Jazz Festival予約希望”の件名でお送りくださいませ。

2009年7月25日土曜日

さわやかな小旅行

さてさて、いよいよ夏休みですね!

日頃よりこのブログを読んで下さっている方々はもちろんご存知のこととは思いますが、来る8月1日に諏訪湖のほとりのハーモ美術館ティーセントホールにて、和泉宏隆&鳥山雄司 Special Duo Concert が行われます。

ハーモ美術館ティーセントホールには過去3回ソロでお邪魔しているのですが、濃密な残響とベーゼンドルファーのピアノが印象的な素晴らしい音響のホールで、私のピアノと彼のギターのデュオ(そしてもちろんお互いのソロ‥)にはこれ以上のスペースはないと云っても言いすぎではないでしょう。

近隣の方々はもちろん、関東甲信越全域の音楽ファンの皆さま、この滅多にない機会をお聴き逃しなきよう!

なお、終演後には鳥山くんの新作(このブログを読んで下さっている中でまだ持っていらっしゃらないという方は少ないと思いますが‥)、
“Guitarist”の即売サイン会もございますのでお楽しみに!

そして、翌日の2日には小淵沢で行われる八ヶ岳ジャズフェスティバルに、私のトリオのスペシャルゲストとして参加してもらうことになっています。
私のオリジナルや PYRAMID のナンバー、そしてもちろん彼のソロも‥ こちらもお聴き逃しなきよう!

なお、八ヶ岳ジャズフェスティバルは18時終演予定ですから、1日に諏訪湖でデュオを聴いて、清里か小淵沢に一泊していただいて、2日にトリオ+1を‥という、身も心も爽やかな小旅行‥ いかがでしょうか?

この夏の素敵な想い出になることは間違いありません。

それでは、諏訪湖、小淵沢、でお待ちしております。

text by H. Izumi

心を震わせるサックス

木曜日のアート・カフェ‥お客さまは少なかった(SOSのかいもあって当日駆けつけて下さった方々も数名いらっしゃいましたが‥)とはいえ、大路さんの魅力を存分に堪能して頂けたライブになったのではないか、と思います。ベースの田中晋吾君もしっかり支えてくれました。


何より、私が大路さんのファンになってしまって、思わず翌日の赤坂B♭における、大路さんのバンド、“CROSS COUNTER”のライブを聴きに行ってしまったくらいですから‥

なんというか、酸いも甘いもかみ分けた‥という言葉通りの、これまでの人生経験の全てが反映されたかのような演奏(音色も音使いも迸るオーラも含めて‥)からは、心の震えともいうべきものを引き起こす力強さが感じられます。

また近い将来に共演をお願いすることになるかと思います。
次なる共演のおりには、なにとぞお聴き逃しなきよう!

text by H. Izumi

2009年7月23日木曜日

ガッチョ~ン (>_<)

いや~、先日の鳥山くんのライブ、大盛況で最高に楽しかったですね!

詳しいレポートを書きたいのは山々なれど、明日の恵比寿アート・カフェ、宮本大路さんをお招きしたにも関わらず、前代未聞の予約状況であることが判明し(そもそも超満員のスイート・ベイジルで2日間に渡って声を大にして宣伝させてもらって、アート・カフェのキャパを思えば心配するほどのこともなかろう、と高をくくっていた訳でして‥)、このままいくと、閑古鳥の楽園?に大路さんをお招きしてしまうことに‥

なんだかしょっちゅうこういうSOSを出しているようで情けない限りですが、「ブログ見て飛んできました!」なんて有り難~い奇特な方もいらっしゃるので、藁をもすがる思いで‥
m(__)m

2009年7月13日月曜日

木のぬくもりに包まれて‥

先週の月曜日の石巻、N's-SQUAREのオープニング・コンサート、おかげさまで大盛況の内に幕を閉じることが出来ました。お越し頂いた皆さま、ありがとうございました。


遅ればせながら私が前回のブログに書いた段階ですでに SOLD OUT となっていたようで、当日の午後まで続いた多くのお問い合わせに対して“ごめんなさい”を繰り返していた遠藤さんは、正に、嬉しい悲鳴(懐かしい言葉!)をあげて悶えて?おりました。
N's-SQUAREのオーナー、遠藤信和氏

前日の午後のサウンド・チェックに始まって終演後の打ち上げに至るまで、お伝えしたくてたまらないような数々のエピソードがあるのですが、諸般の状況から、今日のところは、2ndセットで共演していただいた地元の皆さんをご紹介するにとどめたいと思います。


まず、せっかく2台のピアノがあるのだからやらない訳にはいかない、ということで企画された連弾‥
今回は“Twilight in upperwest”と“宝島”の2曲を、遠藤さんが高校時代に電子オルガンを習っていたという、電子オルガンとピアノの先生、高松ふみ恵さんに付き合って頂いて演奏しました。
前日夜のお稽古

当初はきちんと譜面にするつもりだったのですが、例によって机上の空論に終わり(唯一、Twilight in upperwest の展開部だけはちょっとした編曲をほどこして譜面にしましたが‥)、いわゆるヘッド・アレンジで前日の夜に2時間のお稽古をしただけで本番に臨みました。

私が2009年製のヤマハC5、高松さんに1909年製のスタインウェイTypeOを弾いて頂いた訳ですが、当然のことながら現代のピアノの方がパワーがあって、なおかつ、ヤマハを下手、スタインウェイを上手にセッティングした関係からスタインウェイの大屋根をはずしたこともあって、どうしてもスタインウェイの低音域が弱くなりがちで(サイズもヤマハの方が一回り大きいこともあって)、その辺の所に気をつかいながら、という演奏になりましたが、結果的に2台のグランド・ピアノが常設されているホールのこけら落としという意味あいにおいては、充分ではなかったか?と自負している次第であります。


また、国立音大をこの春に卒業して秋からイギリスに留学するという若きサックス奏者、小田島航太君とデュオで、ミッシェル・ルグランの“Moon and I”を、そして4月に仙台、ennのライブでお世話になった調律師の今野文英さんにベースで参加して頂いて“Forgotten Saga”と“White Main”の2曲を演奏しました。
当日午後のリハーサル

若いミュージシャンとの共演は、つい忘れがちな初心を思い出させてくれて、こちらもたいへん励みになります。2年後の再会が楽しみです。


それにしても、これだけのホールを個人で所有するとはまさに“見上げたもんだよ屋根屋のふんどし”であって、遠藤さんの顧客のピアノの先生方が発表会で使うというだけでなく、今後多くのミュージシャンが訪れるように、私も陰ながら応援していきたいと思います。

最後に、今回スタッフとしてお手伝いをして下さった、サンリツ楽器の方々と、遠藤夫人典子さんのお友達の皆さんに、お礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。


text by H. Izumi

2009年7月1日水曜日

N's- SQUARE

4月に石巻のラ・ストラーダでお世話になった調律師の遠藤さんが、なんと自分でホールを始めるというので、来週月曜日にこけら落としのライブに伺うことになりました。



最初は話し半分で聞いていたものの、床、壁、天井、全て松材で、天井高は7m、そこに100年もののスタインウェイと新品のヤマハC5の2台のピアノを入れて、客席は3人掛けのソファを35脚、というゴージャスかつダイナミックなプランで、それはさぞかし気持ちがよさそうなスペースに違いなく、ライブ?やってもいいけどね‥から、俺にやらせろ!の世界まで転換するのに30秒とかからなかった次第であります。


それにしても、調律ってそんなに儲かるんだぁ~と感心したのも束の間、30年?ローンを背負ったと聞いたら、このご時世にもかかわらず男のロマンともいうべき夢を実現してしまった遠藤さんを応援したくなるのが人情というものであります。

すでにチケットは80枚以上売れているとのことですが、是非とも満席となりますよう、仙台はもとより、東北の皆さまはお誘い合わせの上でご来場賜りますよう!
(もちろん、暇とお金のある方は東京からでもお越し下さいまし。石巻と言えば、お寿司!ですからね‥)


P.S.
石巻でそんなにたくさんのお客さまと思うに、先日の名古屋大阪はずいぶんと寂しかったのですが、コアなファンの皆さまの前でカヴァー・アルバムの収録予定楽曲を試せたことは大きな収穫でした。
引き続きリクエストも受け付けております。ミスティ・ファウンテンのHPからニュース・レターをご請求下さい。

text by H. Izumi