2008年3月14日金曜日

レコーディング追想 その2

1/26(土)

さて、私が他のメンバーより一足早く現地入りしたのは1月26日の土曜日の夕方のことでした。前々乗り、ということになりますが、ピアノに馴染むと同時に翌日の調律に向けて弾きこんでおきたかったからに他なりません。
そんな我儘を聞いてもらえるのも河内スタジオならでは!
河内さんに秋田空港まで出迎えていただいて大潟村へ…途中で普通の民家といった感じのラーメン屋さんでタンメン大盛りと餃子(旨かったぁぁぁ!)をご馳走になってメタボに磨きをかけます。(´・ω・`)

ちらついていた小雪は途中で吹雪に変わりますが、スタッドレスを履いたアウディでのドライブは快適そのもの。
夕闇の中、吹雪に固められたアイスバーンを〇〇kmで疾走…
なにか、異次元の扉が迫り来るような、そんな印象を受けました。

その夜休み休み5時間ほどお稽古した後は、旦那さん手作りの肴で、河内家のアイドル、サーちゃんとショーちゃんにお相手をしてもらいながら(強烈な猫アレルギーのある私が、何故か全然平気なんです…)一杯?ご馳走になって就寝。
私一人ということで、河内家の客間に泊めていただきました。




1/27(日)

朝一のフライトで到着する調律の小沼さんを河内さんと共に空港までお出迎え。
大潟村に戻ってさっそく河内さんちで昼食をご馳走になったのですが、小沼さん一言、「米が旨い…」。「だから云ったでしょう?」と私。

その後は一日調律デー。およそ8時間に渡って調律と整調の作業にいそしんでいただき、私好みの状態に仕上げて頂きました。

午後、大阪から能代空港に着いてバスとJRを乗り継いで最寄り駅の“かど”にたどり着いたカズノリ君をピックアップ。カズノリ君については事情が許せばいつかきちんとご紹介したいのですが、今のところは、今回アシスタントを買って出てくれた有難~いボランティア… とさせておいてもらいましょう。

夕食は鴨鍋!旦那さんのお友達が撃ったという鴨ですが、まさに滋味!これぞジビエ!
時折、がりっとくる散弾に要注意なのも、野趣満点です。

夕食後も小沼さんの作業は続き、3人でホテルにチェックインしたのは23時半を回っていたでしょうか…

さぁ、いよいよ明日から本番です。

all text by H. Izumi

2008年3月3日月曜日

レコーディング追想 その1

春はもうすぐそこまで!といった陽気の今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか?せっかくブログを始めても、なんの反響もなかったら寂しいなぁ(;_;) と思っていたのですが、初回から一週間あまりで七つのコメント!嬉しい限りです。続けていく元気が出ました。みなさんありがとう!
今回から数回に渡って、ニューアルバムのレコーディングについて振り返ってみたいと思いますが、概要については、スーパー・ベーシストにしてベテラン・ブロガーの聖くんが書いてくれているので、彼のブログをご参照ください。 http://blog.livedoor.jp/kmbs456/

さて、まず皆さんにお話しすべきは、なぜ?トリオで秋田県の大潟村まで出向いてレコーディングをするに到ったか、ということでありましょう。

大潟村の入り口には・・・

大潟村内の風景、これ上の吹雪のカットと15分(5kmくらい)しか違わないのです。

その答えは、「そこに素敵なピアノを備えた快適なスタジオがあって、オーナーは音楽をこよなく愛する向上心に満ちたエンジニアであったから…」となるのですが、話のオチともいうべきは、奥様は魔女だったのです!ぐらいのインパクトを持って…


そう、オーナーの河内伸介さんは、20ヘクタールの田んぼで毎年120tのおこめを収穫する、大規模農家のご主人なのです。
昨年、秋田の老舗ジャズ・スポット、キャット・ウォークの25周年記念アルバムの制作に関わった折りに、オーナーの太田さんに紹介されて以来のおつきあいになるのですが、今回トリオでお世話になって、どっぷりとはまってしまいました。

なんといっても河内さんの人柄というかノリというか、もう最高なんです。真面目な顔をして突如とんでもないことを呟いたり、古典的正統派ギャグを的確なタイミングでゴールに叩きこんだり、とにかく軽妙洒脱に振りかけるひとつまみの毒の加減が絶妙で、こんなに笑ったレコーディングは久しぶりのことでした。
Mr. Kochiです。

スタジオでの作業は、時として緊迫しつつも停滞した空気の中に目くじらが林立するといった状態に陥ってしまいがちなのですが、そんな時になにより大切なのは “笑い”の要素であって、今回のように、それはそれはとても真面目な聖くんと板やんに中村さん、という顔ぶれの場合(唯一、プロダクション・アシスタントのカズノリ君は存在自体が喜劇なのですが、現場では限りなくシビア)私一人で場を和ませんと力んだ挙げ句に全員凍死… という悲劇もおこり得る訳で、そんな時、伸介さんに一発かましてもらえるということは大変に有難いことなのでありました。

こと細かなやりとりを再現出来ないことはもちろんですが、そのかわりに、今回伸介さんに教わったネタを一つ紹介して締めくくりたいと思います。

ウエ〇アヤとアヤ〇チエって似たような名前だけど…
バニラとレバニラぐらい違うよね! (^_^;)


All text by H. Izumi、photos by N. Nakamura

2008年2月23日土曜日

いけてるアルバムになったぜ!




いけてるアルバムになったぜ!

いいアルバムが出来たどぉ!

素敵なアルバムが出来ましたぁ!

表現の方法は色々あれど、まぁ要するに、そういうことなんです。

記念すべきブログ・デビューに際して、前向きな言葉で始めたい…と思っていたが為に、随分と時が過ぎてしまいました。

そもそもブログを始めたいという気持は、おととしの大韓民国ツァー(それについての旅日記はMisty Fountainの写真集参照)以来芽生えてはいたものの、なにやかにやで遅れに遅れ、ようやくお膳立てが整ったのは年明け早々の話で、お正月に食べ過ぎた、なんておなとほな始まりはいかがなものか?と躊躇しているうちに、レコーディングの準備に入り、そうこうしている内にちょっとした手違いでブログが開設されてしまい、早く文章を書けば書くとき書きたい書かねば書け書くぞっ!と思いながらも書けない!という脱腸倶楽部な思いに悩まされながらも、なんとかマスタリングを終えたところで、ようやく重い腰…に載ったメタボリックな上半身から延びた腕の先にくっついた手首掌指… 我ながらくどい (´・ω・`)

まぁ、意気込みすぎても続くはずもなし、今日のところは4/23リリース予定のニューアルバムの曲目を紹介して締めくくることにしまする。

1. The catcher in the rye
2. White mane
3. Cape light
4. Twilight in upperwest
5. Omens of love
6. 11月の雨
7. Play for you
8. Leave me alone
9. TAKARAJIMA
10. ENRAI

text by H. Izumi, photo by N. Nakamura